I'll Be Glad When You're Dead《お前がくたばったら大喜びしてやるぞ》Louis Armstrong
ベティ・ブープのアニメに登場するルイ・アームストロング版(2:57頃~)
サッチモの生首が歌いながら飛んでくるとか頭おかしい
I'll be glad when you're dead, you rascal, you!
Oh, you rascal, you!
Boy, I brought you into my home;
You wouldn't leave my wife alone;
I'll be glad when you're dead, you rascal, you.
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
このケダモノめ!*1
おい、お前を家に招いてやったのに
俺の女房にちょっかい出さずにいられなかったんだな
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
Now, I'll be glad when you're dead, you rascal, you!
I'll be tickled to death when you leave this earth, you dog!
Hmmm, I took you for my friend,
The way you bit me in the back was a sin;
You ain't no good, you rascal, you!
なあ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前が地面に伸びたら死ぬほど大笑いしてやるぞ、犬畜生め!
うーむ、お前は友達だと思っていたのに
後ろを向いたら噛みつくなんてやり口が汚いぜ
お前は人でなしだ、この野郎!
As I said before, I'll be glad when you're dead, you rascal, you!
Hmm, yea-ee-yea, you rascal, you!
Boy, when you're laying six feet deep,
No more fried chicken will you eat;
Aw, you dog, I know that'll break your heart, ha, ha, ha, ha!
俺の言う通りだろ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
うーむ、このケダモノめ!
おい、お前も6フィートの深さに埋められたら*2
フライドチキンももう食えまい
犬畜生め、さすがのお前もがっくりするだろう、ハ、ハ、ハ!
Boy! Boy, what is it that you've got
That makes my wife think you're hot?
Oh, you dog, you ain't no good. Naw!
おい、おい、何をどうしたら
女房はお前にお熱になるんだ?
犬畜生め、お前はロクな奴じゃない、なあ?
You bought my wife a bottle of Coca Cola,
So you could play on her victrola;
Ha, you dog! Yes, sir!
お前が女房にコカコーラの一本もおごってやれば
蓄音機をかけながらよろしくやるんだろう*3
はっ、この犬畜生! そうだろ!
I'll be glad when you're dead
I'll be glad when you're dead, you rascal, you...oowehh.
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎…おおう!
*1 rascalは「ならずもの」「厄介者」「わんぱくな動物」などを指す。古くはもうちょっとキツいニュアンスだったようだが、親しみを込めて「いたずらもの」ということもある。どっかのあらいぐまの名前の由来。
*2 6フィートはアメリカで土葬される際に基準となる深さ。転じて死そのもの。
*3 ヴィクトローラはヴィクター謹製の蓄音機。犬が耳を傾けてるアレ。コカコーラとのひっかけでもある。蓄音機に針を落とすのは情事の暗喩。
text & tune: Sam Theard (1904-1982)
間男をののしり倒すというあまり教育的でないコミックソング。犬に対する風評被害に訴訟も辞さないワン。ベティのアニメでは犬のビンボーが登場するので、あってると言えばあってる。
かなりの人気を誇り、多くの歌手によってカバーされているが、歌手によって歌詞に多少の差異がある。「女房のキャベツを食いやがった」などというバージョンもあるが、キャベツというのは女性のナニのことだったりする。シモネタである。
ちなみに、ニューオリンズでは黒人の男性が亡くなった際、ブラスバンドを雇って演奏しながら葬列を組み、埋葬が済むとうってかわって陽気なジャズを奏でながら戻っていくという風習がある(セカンドラインという)。その際は故人を悼む歌や賛美歌、ゴスペルのみならず、このような故人をけなすふざけた曲を演奏することがしばしばあるという。
フライシャーのアニメ『ベティの蛮地探検』(1932年製作)では、5:10~あたりからココがつかまったツルがスクリーンのヒモになっていて、画面がめくれ上がりバックミュージックの演奏が丸見えになるというメタな演出がある。この時ルイがマイクの手前で踏みとどまって「おお危ない危ない」(空耳)とかなんとか言ってる(実はよく聞き取れない)というシーンがあるのだが、グラフィックデザイナーでジャズ評論家の野口久光氏によれば、これはルイがノリが良すぎてしょっちゅうフレームからはみ出てしまうため、床にしるしをつけて「ここからはみ出ないように」と指示した結果という内輪ネタだったらしい。出典が筒井康隆の『ベティ・ブープ伝』からのまた聞きだけど。
(CDのみ)
おまけ:ベティさんバージョンに近い、1931年録音バージョン。
Boy you know one thing,
おいお前、ひとつだけ言っとくことがあるぜ
I'll sure be glad when you're dead
You ain't no good at all
お前が死んだら俺はきっと大喜び
お前はまったくもって人でなしだ
You're snoopin' 'round my house
And laughin' and grinnin' at my face
And then tryna bite me in the back of my...
You old dog, you
お前は俺んちのまわりをこそこそ覗きまわり
俺の顔を見ちゃニタニタ笑いやがって
背中から俺のアレに噛みつこうとしやがる…*1
老いぼれの犬畜生だよ、お前は!
Now I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be glad when you're dead, you rascal you
Boy, I brought you into my home
You wouldn't leave my wife alone
I'll be glad when you're dead, you rascal you
そうだ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
おい、お前を家に招いてやったのに
俺の女房にちょっかい出さずにいられなかったんだな
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
Boy, I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be tickled to death when you leave this earth, you dog
Now I took you for my friend
The way you bit me in the back was a sin
You ain't no good, you rascal you
おい、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前が地面に伸びたら死ぬほど大笑いしてやるぞ、犬畜生め!
お前を友達として扱ってやったのに
後ろを向いたら噛みつくなんてやり口が汚いぜ
お前はロクな奴じゃない、この野郎!
Oh, I'll be glad when you're dead, you rascal you
I will be glad when you're dead, you rascal you
When you're layin' six feet deep
No more fried chicken will you eat
Oh you dog, you rascal you
ああ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前も6フィートの深さに埋められたら
フライドチキンももう食えまい
犬畜生め、この野郎!
Yes sir
You ain't no good, you dog
You just ain't no good
そうともさ、
お前はロクでもない、犬畜生さ
お前はまったくの人でなしだ
As I said before,
I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be standin' on the corner high
When they bring your body by
Oh you dog, you rascal ha ha ha
何度でも言うぞ、
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
俺は街角で高みの見物と行くのさ
おまえの死体が運ばれていくときはな
犬畜生が、このケダモノめ、ハ、ハ、ハ!
I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be glad when you're dead, you rascal you
Boy, what is it you got
That makes my wife think you hot?
Oh you dog, oh you dog
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
おい、何をどうしたら
女房はお前にお熱になるんだ?
犬畜生め、お前は犬畜生だ
Boy, what makes you so no good?
You come to my house and eat up all my vittles —
you know what I mean, that's somethin' to eat!
ha ha ha
おい、なんでそんな人でなしになりさがったんだ?
お前は俺の家に来ちゃあ食料をみんな食いつくしちまう─*2
つまり、食えるもんならなんでもさ
ハ、ハ、ハ!
*1 my...の部分は実際に言葉を濁して聞き取れないようになっている。「お下品なことを言おうとしました」という演出。
サッチモの生首が歌いながら飛んでくるとか頭おかしい
I'll be glad when you're dead, you rascal, you!
Oh, you rascal, you!
Boy, I brought you into my home;
You wouldn't leave my wife alone;
I'll be glad when you're dead, you rascal, you.
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
このケダモノめ!*1
おい、お前を家に招いてやったのに
俺の女房にちょっかい出さずにいられなかったんだな
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
Now, I'll be glad when you're dead, you rascal, you!
I'll be tickled to death when you leave this earth, you dog!
Hmmm, I took you for my friend,
The way you bit me in the back was a sin;
You ain't no good, you rascal, you!
なあ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前が地面に伸びたら死ぬほど大笑いしてやるぞ、犬畜生め!
うーむ、お前は友達だと思っていたのに
後ろを向いたら噛みつくなんてやり口が汚いぜ
お前は人でなしだ、この野郎!
As I said before, I'll be glad when you're dead, you rascal, you!
Hmm, yea-ee-yea, you rascal, you!
Boy, when you're laying six feet deep,
No more fried chicken will you eat;
Aw, you dog, I know that'll break your heart, ha, ha, ha, ha!
俺の言う通りだろ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
うーむ、このケダモノめ!
おい、お前も6フィートの深さに埋められたら*2
フライドチキンももう食えまい
犬畜生め、さすがのお前もがっくりするだろう、ハ、ハ、ハ!
Boy! Boy, what is it that you've got
That makes my wife think you're hot?
Oh, you dog, you ain't no good. Naw!
おい、おい、何をどうしたら
女房はお前にお熱になるんだ?
犬畜生め、お前はロクな奴じゃない、なあ?
You bought my wife a bottle of Coca Cola,
So you could play on her victrola;
Ha, you dog! Yes, sir!
お前が女房にコカコーラの一本もおごってやれば
蓄音機をかけながらよろしくやるんだろう*3
はっ、この犬畜生! そうだろ!
I'll be glad when you're dead
I'll be glad when you're dead, you rascal, you...oowehh.
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎…おおう!
*1 rascalは「ならずもの」「厄介者」「わんぱくな動物」などを指す。古くはもうちょっとキツいニュアンスだったようだが、親しみを込めて「いたずらもの」ということもある。どっかのあらいぐまの名前の由来。
*2 6フィートはアメリカで土葬される際に基準となる深さ。転じて死そのもの。
*3 ヴィクトローラはヴィクター謹製の蓄音機。犬が耳を傾けてるアレ。コカコーラとのひっかけでもある。蓄音機に針を落とすのは情事の暗喩。
text & tune: Sam Theard (1904-1982)
間男をののしり倒すというあまり教育的でないコミックソング。犬に対する風評被害に訴訟も辞さないワン。ベティのアニメでは犬のビンボーが登場するので、あってると言えばあってる。
かなりの人気を誇り、多くの歌手によってカバーされているが、歌手によって歌詞に多少の差異がある。「女房のキャベツを食いやがった」などというバージョンもあるが、キャベツというのは女性のナニのことだったりする。シモネタである。
ちなみに、ニューオリンズでは黒人の男性が亡くなった際、ブラスバンドを雇って演奏しながら葬列を組み、埋葬が済むとうってかわって陽気なジャズを奏でながら戻っていくという風習がある(セカンドラインという)。その際は故人を悼む歌や賛美歌、ゴスペルのみならず、このような故人をけなすふざけた曲を演奏することがしばしばあるという。
フライシャーのアニメ『ベティの蛮地探検』(1932年製作)では、5:10~あたりからココがつかまったツルがスクリーンのヒモになっていて、画面がめくれ上がりバックミュージックの演奏が丸見えになるというメタな演出がある。この時ルイがマイクの手前で踏みとどまって「おお危ない危ない」(空耳)とかなんとか言ってる(実はよく聞き取れない)というシーンがあるのだが、グラフィックデザイナーでジャズ評論家の野口久光氏によれば、これはルイがノリが良すぎてしょっちゅうフレームからはみ出てしまうため、床にしるしをつけて「ここからはみ出ないように」と指示した結果という内輪ネタだったらしい。出典が筒井康隆の『ベティ・ブープ伝』からのまた聞きだけど。
(CDのみ)
おまけ:ベティさんバージョンに近い、1931年録音バージョン。
語りが入る、若干歌詞が違うなどの差分がある。
Boy you know one thing,
おいお前、ひとつだけ言っとくことがあるぜ
I'll sure be glad when you're dead
You ain't no good at all
お前が死んだら俺はきっと大喜び
お前はまったくもって人でなしだ
You're snoopin' 'round my house
And laughin' and grinnin' at my face
And then tryna bite me in the back of my...
You old dog, you
お前は俺んちのまわりをこそこそ覗きまわり
俺の顔を見ちゃニタニタ笑いやがって
背中から俺のアレに噛みつこうとしやがる…*1
老いぼれの犬畜生だよ、お前は!
Now I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be glad when you're dead, you rascal you
Boy, I brought you into my home
You wouldn't leave my wife alone
I'll be glad when you're dead, you rascal you
そうだ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
おい、お前を家に招いてやったのに
俺の女房にちょっかい出さずにいられなかったんだな
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
Boy, I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be tickled to death when you leave this earth, you dog
Now I took you for my friend
The way you bit me in the back was a sin
You ain't no good, you rascal you
おい、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前が地面に伸びたら死ぬほど大笑いしてやるぞ、犬畜生め!
お前を友達として扱ってやったのに
後ろを向いたら噛みつくなんてやり口が汚いぜ
お前はロクな奴じゃない、この野郎!
Oh, I'll be glad when you're dead, you rascal you
I will be glad when you're dead, you rascal you
When you're layin' six feet deep
No more fried chicken will you eat
Oh you dog, you rascal you
ああ、お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前も6フィートの深さに埋められたら
フライドチキンももう食えまい
犬畜生め、この野郎!
Yes sir
You ain't no good, you dog
You just ain't no good
そうともさ、
お前はロクでもない、犬畜生さ
お前はまったくの人でなしだ
As I said before,
I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be standin' on the corner high
When they bring your body by
Oh you dog, you rascal ha ha ha
何度でも言うぞ、
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
俺は街角で高みの見物と行くのさ
おまえの死体が運ばれていくときはな
犬畜生が、このケダモノめ、ハ、ハ、ハ!
I'll be glad when you're dead, you rascal you
I'll be glad when you're dead, you rascal you
Boy, what is it you got
That makes my wife think you hot?
Oh you dog, oh you dog
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
お前がくたばったら大喜びしてやるぞ、この野郎!
おい、何をどうしたら
女房はお前にお熱になるんだ?
犬畜生め、お前は犬畜生だ
Boy, what makes you so no good?
You come to my house and eat up all my vittles —
you know what I mean, that's somethin' to eat!
ha ha ha
おい、なんでそんな人でなしになりさがったんだ?
お前は俺の家に来ちゃあ食料をみんな食いつくしちまう─*2
つまり、食えるもんならなんでもさ
ハ、ハ、ハ!
*1 my...の部分は実際に言葉を濁して聞き取れないようになっている。「お下品なことを言おうとしました」という演出。
*2 お前は食えるなら人んちの女房だって(性的な意味で)食っちまう男なんだな!という下ネタ。直後に「いやいや、食べ物のことですから」というすっとぼけも入っている。
ルイ・アームストロング
収録アルバム: Jazz Sound Lexicon >1931< Vol.2
ルイ・アームストロング
収録アルバム: Jazz Sound Lexicon >1931< Vol.2
Pro Jazz Team
2006-10-24
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![(I'll Be Glad When You're Dead) You Rascal You [Chicago, Tuesday, April 28, 1931]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lWR1e4WoL._SL160_.jpg)
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