The Keeper Would A-Hunting Go《森番が狩りに》Wiener Sängerknaben
The keeper would a-hunting go,
and under his cloak he carried a bow,
All for to shoot at a merry little doe,
among the leaves so green-o!
森番が狩りに出かけようとしてる
外套の下に弓をはさんで
浮かれた雌鹿ちゃんを撃ちに行こうとしてる
(葉っぱのきれいな緑の中に!)
*Jackie boy!
Master!
Sing ye well?
Very well!
Hey down, ho down,
derry derry down,
among the leaves so green-o!
*ジャッキー少年よ!
「はい、ご主人様!」
歌っているかね?
「はい、とても」
ヘイ、ダウン!「ホー、ダウン!」
デリ・デリ・ダウン
葉っぱのきれいな緑の中に!
「はい、ご主人様!」
歌っているかね?
「はい、とても」
ヘイ、ダウン!「ホー、ダウン!」
デリ・デリ・ダウン
葉っぱのきれいな緑の中に!
To my hey down down!
To my ho down down!
Hey down, ho down,
derry derry down,
among the leaves so green-o!
ヘイ・ダウン・ダウン、
ホー・ダウン・ダウン
ヘイ、ダウン!「ホー、ダウン!」
デリ・デリ・ダウン
葉っぱのきれいな緑の中に!
The first doe he shot at he missed,
the second one he trimmed, he kissed,
The third one went where nobody wist
among the leaves so green-o!
一頭めの雌鹿は撃ち損なった
二頭めはものにしてキスしてやった
三頭めはどこに行ってしまったか誰も知らない*1
(葉っぱのきれいな緑の中に!)
*Refrain
*繰り返し
The fourth doe she did cross the brook,
the keeper fetched her back again,
Where she is now you may go and look
among the leaves so green-o!
四頭めの雌鹿は小川を越えて行った
森番は彼女を連れ戻した
彼女は今どこにいるのか、行けばわかるさ
(葉っぱのきれいな緑の中に!)
*Refrain
*繰り返し
*1 wistはwitの過去形。そしてwitはknowの古語。
text & tuen: 17世紀ごろの英国民謡
*1 wistはwitの過去形。そしてwitはknowの古語。
text & tuen: 17世紀ごろの英国民謡
文献初出は1698年出版の歌集『Wit and Mirth, or Pills to Purge Melancholy』とされるが、その原型と思われる歌詞が17世紀後半のブロードサイド・バラッドで出回っており、また成立そのものは16世紀末~17世紀前半頃とされる。
単なる陽気な鹿狩りの歌と一般的には解釈され、童謡として扱われることもある。
単なる陽気な鹿狩りの歌と一般的には解釈され、童謡として扱われることもある。
実際そう解釈しても問題はないが、民謡の世界では「緑の森へ降りて行く」という表現がなされる場合、情事の暗喩であることがある。
この曲は元来、しなやかな若い娘を鹿になぞらえ、狩りに見立てて追いかけて行く、というような意味を持っていたと考えられている。
この曲は元来、しなやかな若い娘を鹿になぞらえ、狩りに見立てて追いかけて行く、というような意味を持っていたと考えられている。
among the leaves so green-o!(葉っぱのきれいな緑の中に!)というリフレインおよびご主人様とジャッキー少年の掛け合いは、20世紀初頭にセシル・シャープが採取し民謡集(『Folk Songs from Somerset』1904年出版)に収録したバージョンによるもの。性的な暗喩が薄められたことで、学校用の教材や童謡として親しまれ歌われるようになった。


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