God Rest Ye Merry, Gentlemen《神が歓びをくださるように(ほしかげさやけき)》The St Philips Boy's Choir
God rest ye merry, gentlemen,
Let nothing you dismay,
Remember Christ our Saviour
Was born on Christmas Day;
To save us all from Satan's power
When we were gone astray.
おめでとうございます、御紳士がた*1
うろたえなさるな、
救い主イエス・キリストが
この日生まれたことをお忘れか。
我らをサタンの力から救い出されるために、
我らが道を誤りさまようときには。
*O tidings of comfort and joy,
Comfort and joy,
O tidings of comfort and joy.
*慰めと喜びのおとずれよ、*2
慰めと喜び、
慰めと歓びのおとずれよ。
From God our Heavenly Father,
A blessed angel came;
And unto certain Shepherds
Brought tidings of the same:
How that in Bethlehem was born
The Son of God by Name.
天の父なる神から
ほむべき天使が遣わされた。
とある羊飼いたちに
かの知らせをもたらすために。
いかにしてベツレヘムに
主の御名によりて神の御子が生まれ給うたかを。
*Refrain
*繰り返し
'Fear not,' then said the angel,
'Let nothing you afright,
This day is born a Saviour
Of a Virgin pure bright,
To free all those who trust in him
From Satan's power and might.'
「恐れるな」と天使は言った、
「怖がることはない、
今日救い主がお生まれになったのだ、
清く輝くおとめから。
主を信じるものすべてを
サタンの力と支配から解き放つため。」
*Refrain
*繰り返し
Now to the Lord sing praises,
All you within this place,
And with true love and brotherhood
Each other now embrace;
This holy tide of Christmas
All other doth deface:
今こそ主に向かいほめ歌え、
この場に連なる皆さんがた。
愛するひとと、仲間と共に
互いに今こそ抱きあおう。
このクリスマスの聖なる季節には
あらゆる有象無象は色あせる。
*Refrain
*繰り返し
*1 本来は街角で門番などが小遣い稼ぎに、あるいは物乞いが喜捨を求めて歌った歌であろうとされている。道をゆく男性に「旦那」とか「社長」とか呼びかけている感じがそのまま残っている。「God Rest Ye Merry」は「神が健やかな状態(merry)に保って(rest)くださるように」というのが原義だが、当時の言い回しでは単に「ごきげんよう、(クリスマス)おめでとうございます」というほどの意味。誤って「God Rest Ye, Merry Gentlemen(神が安らわせてくださるように、陽気なご紳士方)」と解釈されることもある。
*2 tidingsを「音ずれ」「音信(おとずれ)」と訳している例もある。おとずれは「知らせ」の古風な言い方。古き良き日本語と英語のコラボ。
text: 18世紀の作者不詳の歌詞
tune: 15世紀の英国民謡
youが古語のyeとなっているが、youで歌うことも多い。18世紀イギリスに街角ソングとして現れ、1833年にウィリアム・サンディスに採取されて出版されて以来、現在に至るまで(イギリスでだけは)人気の高いクリスマスのキャロル。ディケンズの短編『クリスマス・キャロル』にもこの歌が引用されている。民謡によくあることとしてさまざまな歌詞で歌われていたが、イギリスの礼拝で聖歌として歌われる場合は1961年出版のCarols for Choirs(合唱隊のためのキャロル集)に収録されたバージョンが多い(rememberがforになってたり、羊飼いのシーンが長く続いたりする)。
ちなみにここでとりあげた歌詞は、もっと長く続くバージョンを切り取って、聖歌の歌詞とつぎはぎしたもの。歌っているのはイギリスのエンジェルヴォイセズ(旧聖フィリップス聖歌隊、現リベラ)というボーイズソプラノユニット。
日本語訳詞に《星影さやけき》《世の人忘るな》があるが、《忘るな》は羊飼いについての歌詞が2連続く1961年版の系統とみることができる。
God Rest Ye Merry, Gentlemen《神が歓びをくださるように(世の人忘るな)》 : ロビンソン商会 歌詞対訳works
God rest ye merry, gentlemen,Let nothing you dismay,For Jesus Christ our SaviourWas born upon this day,To save us all from Satan's powerWhen we were gone astray:*O tidings of comfort and joy, comfort and joy, O tidings of comfort and joy.神が歓びをくだ
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ヘンリー・レイノルズ・スティア (1858–1928)
The St Philips Boy's Choir
収録アルバム: Angel Voices at Christmas
おまけ:BBC謹製コメディドラマ「Mr. Bean」で適当に指揮棒振ったらちゃんと救世軍バンドが合わせてくれるギャグ好き。ちなみに最初の方で救世軍が演奏しているのは《荒野の果てに》。
Les Anges Dans Nos Campagnes《天使らが野辺で(荒野の果てに)》 : ロビンソン商会 歌詞対訳works
パリ木の十字架合唱団(通称「パリ木」)による合唱 Les anges dans nos campagnes*1天使たちがおらが里でOnt entonné l’hymne des cieux,天のみ歌を歌ってるEt l’écho de nos montagnesおらが山々のこだまがRedit ce chant mélodieux :この歌の調べに応えてるGloria in
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Ecce Homo《この人を見よ》Mr. Bean : ロビンソン商会 歌詞対訳works
Ecce homoこの人を見よ qui est faba「豆」という者を
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おまけ:古今聖歌集第89番による日本語訳詞は以下の通り。
星影清(さや)けき ベツレヘムに
光なる御子の
生(あ)れませるを
などか暗き夜に
心乱さん
*歓びのおとずれよ
奇(くす)しき
慰めのおとずれよ
心清(きよ)らなる
牧人(まきびと)らに
天(あめ)なる御使い
語り告げぬ
尊き神の子
生れませるを
*繰り返し
「喜べ 恐るな
救い主は
サタナの力を
打ち砕きて
呪われし民を
解き放つ」と
*繰り返し
諸人(もろびと)こぞりて
たたえまつれ
互いに親しみ
愛を満たし
御恵み溢るる
この良き日を
*繰り返し
おまけのおかわり:漫画家の坂田靖子氏お気に入りのキャロルで、このタイトルと同名のクリスマスのマンガを描いている。
神が喜びを下さるように
<神が喜びを下さるように> キャラクターイメージ
私にしては珍しいんですが、 主人公2人のキャラクターイメージを大描きしてます。
www2u.biglobe.ne.jp
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