Twelve Days Of Christmas《クリスマスの十二日》
On the first day of Christmas,
my true love sent to me
A partridge in a pear tree.
クリスマスの最初の日に、
わたしの愛しい人がくれたもの。
梨の木にいる一羽の山うずら。*1
On the second day of Christmas,
my true love sent to me
Two turtle doves,
and a partridge in a pear tree.
クリスマスの二日目に、
わたしの愛しい人がくれたもの。
二羽の小雉鳩(こきじばと)、*2
梨の木にいる一羽の山うずら。
On the third day of Christmas,
my true love sent to me
Three French hens,
Two turtle doves,
and a partridge in a pear tree.
クリスマスの三日目に、
わたしの愛しい人がくれたもの。
三羽のフランスの雌鶏、
二羽の小雉鳩、
梨の木にいる一羽の山うずら。
On the fourth day of Christmas,
my true love sent to me
Four colly birds,
Three French hens,
Two turtle doves,
and a partridge in a pear tree.
クリスマスの四日目に、
わたしの愛しい人がくれたもの。
四羽の真っ黒い小鳥、
三羽のフランスの雌鶏、
二羽の小雉鳩、
梨の木にいる一羽の山うずら。
(中略)
On the twelfth day of Christmas,
my true love sent to me
クリスマスの十二日目に、
わたしの愛しい人がくれたもの。
わたしの愛しい人がくれたもの。
Twelve drummers drumming,
十二人の太鼓を叩き鳴らす太鼓たたき、
十二人の太鼓を叩き鳴らす太鼓たたき、
Eleven pipers piping,
十一人の笛を吹き鳴らす笛吹き、*3
Ten lords a-leaping,
十人の跳ねる殿方、
Nine ladies dancing,
九人の踊るご婦人方、
Eight maids a-milking,
八人の乳しぼりするおとめたち、
Seven swans a-swimming,
七羽の泳ぎまわる白鳥、
Six geese a-laying,
六羽の卵を産む鵞鳥、
Five gold rings,
五つの金の輪っか、
Four colly birds,
四羽の真っ黒い小鳥、
Three French hens,
三羽のフランスの雌鶏、
Two turtle doves,
二羽の小雉鳩、
and a partridge in a pear tree.
梨の木にいる一羽の山うずら。
*1 山うずらと訳したが、地域によってはイワシャコ、アメリカの一部ではエリマキライチョウを指す。
*2 日本のキジバトに似ているが、一回り小さく、ヨーロッパに分布する。優しい声で鳴く情愛の深い鳥とされ、loveと韻を踏んだりする。映画『ホーム・アローン2』では友情の象徴として言及された。
*3 イギリスにおいては特にバグパイプ吹きを指すこともある。
text: James Orchard Halliwell-Phillips (1820-1889)
tune: 作者不詳
このキャロルの起源は、キリスト教が伝わる以前の異教の数え歌とも、またラテン語の古歌とも言われている。初期の歌詞はまちまちで、聖書に登場する三位一体や四福音書を数え歌に読み込んだもの、ごちそう尽くしなどがあった。英語での文献初出は1780年の遊戯紹介本「Mirth without Mischief(上品な楽しみ)」。
5番目でいったん溜める演出は、英国の歌手兼作曲家Frederic William Austin (1872 – 1952)が1909年に出版した楽譜が最初であるとされる。
日本では25日が終わるとすぐに正月モードに入ってしまうが、クリスマスは厳密には25日から12日間続くとされる。12日目にあたる1月6日は、東方からマギが訪れたことを記念する「顕現日」と呼ばれ、この日からクリスマス(降誕節)からエピファニー(顕現節、公現節)へと切り替わる。
英文学者でマザーグース(イギリスではナーサリーライムズと呼ぶ)の研究者であったハリウェルの歌詞が最もよく歌われているが、同じ英語圏でも、例えばオーストラリアでは「ユーカリの木の上のエミュー(An emu up a gum tree)」など、現地の動植物を読み込んで歌われる。
これオモチャとかならいいけど、本物の鳥とか贈られたら扱いに困る。
Four colly birdsは現在はFour calling birds(四羽の呼び鳴く小鳥)と言い換えられることもある。
We Three Kings Of Orient Are《我らは東方の三人の王(我らは来たりぬ)》Hopkins Jr.
We three kings of Orient are Bearing gifts we traverse afar わたしたちは東方の三人の王、 贈り物をたずさえて、遠くから旅してきた。
cockrobin96.blogspot.com
英文学者でマザーグース(イギリスではナーサリーライムズと呼ぶ)の研究者であったハリウェルの歌詞が最もよく歌われているが、同じ英語圏でも、例えばオーストラリアでは「ユーカリの木の上のエミュー(An emu up a gum tree)」など、現地の動植物を読み込んで歌われる。
これオモチャとかならいいけど、本物の鳥とか贈られたら扱いに困る。
Four colly birdsは現在はFour calling birds(四羽の呼び鳴く小鳥)と言い換えられることもある。
余談だが、ハリウェルは大学時代に図書館から貴重な本を盗み出し売り飛ばしたというかどで告発されたことがあり、起訴されはしなかったものの妻の父で著名な蔵書家(ビブリオマニア)として知られたトマス・フィリップス(と大英博物館)からの疑いは晴れず、トマスは生涯娘とその婿を寄せ付けなかった上に、遺言書にも娘婿には自分の蔵書を見せないようにと書き残したほどだった。トマスの死後にジェームズは土地や遺産を相続するための条件としてハリウェル=フィリップス姓を名乗ったが、蔵書自体はトマスの目論見通り三女キャサリンに受け継がれた。
ジェームズ・ハリウェル=フィリップス - Wikipedia
ja.wikipedia.org
よく替え歌も作られている。こちらは有名な器楽曲を読み込んだアレンジ。
Twelve Days Of Christmas《クリスマスの十二日》Canadian Brass : ロビンソン商会 歌詞対訳works
On the first day of Christmas my true love gave to me Some brass music on a CD. クリスマスの一日目に、恋人がわたしにくれたのはCDに入った吹奏楽の曲
cockrobin.blog.jp
こちらはアメリカで大きいお友達に人気を博したアニメ『マイリトルポニー』のバージョン。
Twelve Days Of Christmas《ピンキーパイのクリスマスの十二日》My Little Pony : ロビンソン商会 歌詞対訳works
On the first day of Christmas My true friends gave to me A big bowl of ravioliクリスマスの最初の1日目あたしのほんとうのトモダチがくれたのはおっきなどんぶりいっぱいのラビオリ!*1
cockrobin.blog.jp
Wells Cathedral Choir
収録アルバム: Dreaming of Christmas
おまけ:英語圏では絵本の題材としても人気がある。
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