*Only you San Damiano,
 Lady of the roses own
 Only you San Damiano,
 far from here but close to home
*あなたこそ、サン・ダミアーノよ
 薔薇の聖母の統べるところ*1
 あなたこそ、サン・ダミアーノよ
 ここからは遠くとも、天国に最も近いところ

I want you to go, all I see
I want you to know, same as me.
あなたの元へ行きたい、そしてすべてを見たい
あなたのことを知らしめたい、わたしがあなたを知るように

All corners of the world a message to be heard
With heart and soul, heart and soul,
世界のすみずみまで、み告げが聞こえますように
全心全霊でもって、全心全霊でもって!

*Refrain
*繰り返し

Oh tranquillity all around,
peace and mystery to be found
いたるところに静穏が、
平和と神秘があらわされますように

Travel the world and still, can other places fill
Your heart and soul, heart and soul,
世界中を旅しても、ほかの場所では満たされない
全心全霊を、全心全霊を満ち足らせる場所

*Refrain
*繰り返し

Corner of paradise, a golden chain has tied
us, Heart and soul, heart and soul.
楽園のかたすみと、金色の鎖で繋がっている
わたしたちが、全心全霊が、全心全霊が!

*Refrain
*繰り返し

*1 「わたしはシャロンのばら、野のゆり」(雅歌2:1) トゲのない薔薇は聖母の象徴。聖母はしばしば薔薇園にくつろぐ姿で表現される。

text & tune: Sal Solo(1961 - ) イギリスのシンガー

シュテファン・ロッホナー(1400頃 - 1451)
「薔薇垣の聖母」

サン・ダミアーノ修道院はアッシジの聖フランチェスコ(聖歌《ものみなこぞりて》の原詩者でもある)ゆかりの場所で、2000年に世界遺産に登録された場所。フランチェスコが「わたしの家を直せ」という神の声を聞き、少しずつ石を積んで改修した。また、フランチェスコを慕い修道女となった聖キアラ(クララ)が、修道女たちと共に暮らした場所でもある。

All Creatures Of Our God And King《ものみなこぞりて》
All creatures of our God and King Lift up your voice and with us sing, Alleluia! Alleluia! 我らの王なる神に造られた全てのものよ 声を上げて共に歌え、 アレルヤ、アレルヤと!
 cockrobin96.blogspot.com

ただし、ウンブリア州アッシジにあるサン・ダミアーノの他に、エミリア=ロマーニャ州にも同名の地がある(サン・ダミアーノ・ピアチェンティーノ)。そこで1961年、ママ・ローザと呼ばれる老婦人に聖母が出現したと言われている。「言われている」というのはカトリックからは公式な認定を受けていないから。ローザの病気を治し、西洋梨の木に季節外れの花を咲かせるという奇跡を見せた。その手からは薔薇の花びらがこぼれ落ちていたと言う(参考文献「聖母マリアの秘密」)。巡礼者が訪れるようになったが、1970年カトリックからは公式に否定された。
というわけで、この歌詞の「サン・ダミアーノ」が指すのはこちらのサン・ダミアーノ・ピアチェンティーノであると解釈した方がよさそう。