Edward《エドワード》Amps For Christ
Oh, dear love, tell me
It is the the blood of the old greyhound
That chased that fox for me, me, me
That chased that fox for me
「あなたのシャツの袖の血はどうしてついたの?
愛しい人、教えてちょうだい」
「これは老いたグレイハウンドの血、
わたしの、わたしの、わたしのために狐を追ってくれた犬、
わたしのために狐を追ってくれた犬の血。」
It does look too pale for the old greyhound
That chased that fox for thee, thee, thee
That chased that fox for thee
「老いたグレイハウンドの血の色にしては薄すぎる、
あなた、あなた、あなたのために狐を追ってくれた犬、
あなたのために狐を追ってくれた犬の血にしては。」
How came this blood on your shirt sleeve?
Oh, dear love, tell me
It is the blood of the old grey mare
That ploughed that field for me, me, me
That ploughed that field for me
「あなたのシャツの袖の血はどうしてついたの?
愛しい人、教えてちょうだい」
「これは老いた雌馬の血、
わたしの、わたしの、わたしのために土地を耕してくれた馬、
わたしのために土地を耕してくれた馬の血。」
It does look too pale for the old grey mare
That ploughed that field for thee, thee, thee
That ploughed that field for thee
「老いた雌馬の血の色にしては薄すぎる、
あなた、あなた、あなたのために土地を耕してくれた馬、
あなたのために土地を耕してくれた馬の血にしては。」
How came this blood on your shirt sleeve?
Oh, dear love, tell me
It is the blood of my brother-in-law
Who fell about with me, me, me
Who fell about with me
「あなたのシャツの袖の血はどうしてついたの?
愛しい人、教えてちょうだい」
「これはわたしの義理の兄の血、
わたしを、わたしを、笑いものにした義兄、
わたしを笑いものにした義兄の血。」
And it's what did you fall out about?
Oh, dear love, tell me
About a little bit of bush
That never would have made a tree, tree, tree
That never would have made a tree
「何を笑いものにしたの?
愛しい人、教えてちょうだい
「ちっぽけな薮木のことを、*1
大木に、大木に、大木になり得ない木、
決して大木になり得ない薮木のことを。」
And it's what will you do now, my love?
Oh, dear love, tell me
I'll set my foot into yonder ship
And I'll sail across the sea, sea, sea
I'll sail across the sea
「あなたは何をしようとしているの?
愛しい人、教えてちょうだい」
「わたしはあそこの船へ急ぎ行く、
そして海を、海を、海を越えて航海へゆく、
わたしは海を越えて航海へゆく。」
And it's when will I see you again?
Oh, dear love, tell me
When the moon sinks yonder over sycamore tree
And that will never be, be, be
And that will never be
「いつあなたにまた会えるの?
愛しい人、教えてちょうだい」
「月があのカエデの木を越えて沈む時に」
「「そんなことはあり、あり、ありえない、
そんなことはありえない。」」
*1 bushは薮や茂みというより低木という意味。なんらかの暗喩であることは間違いないが、訳者は下ネタしか思いつかない。強いて意味を汲み取るとすれば、跡継ぎ等重要な地位を継げる立場でないことを義兄に揶揄されたものか。ここには登場しない主人公の姉妹との近親相姦をあらわすという説もある(平野敬一『バラッドの世界』)。

バラッドの世界 (1979年) [-]
平野 敬一
ELEC出版部
1979-10
text&tune: 英国民謡
チャイルド・バラッド13番。
Sycamoreは米国ではスズカケノキ、英国ではセイヨウカジカエデ、またはエジプトイチジクを指す。
text&tune: 英国民謡
チャイルド・バラッド13番。
Sycamoreは米国ではスズカケノキ、英国ではセイヨウカジカエデ、またはエジプトイチジクを指す。
ヨーロッパ語圏に広く類型がある民謡。このバージョンでは義理の兄弟を殺した事になっており、対話の相手は母親とも恋人ともとれるが、原型は母にそそのかされて父を殺したものであったらしい。主人公は母親にどうして血がついているのかを問いつめられ、父親殺しを告白する。妻子を置いて海外へ逃亡するつもりであることを明かし、最後に父殺しをそそのかした母を呪って終わる。

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