Ego Sum Panis Vivus《我は生ける糧なり》Palestrina
Ego sum panis vivus.
わたしは生きたパンである。*1
Hic est panis de caelo descéndens:
しかしこれは天から降ってくるパンであり、
si quis ex ipso manducáverit
もしもこれを味わったなら
non moriétur.
死ぬことがない。
*1 「命の糧」「生命のパン」とも訳される。
text: ヨハネによる福音書6:48-50
tune: Giovanni Pierluigi da Palestrina(c.1525-1594)
ヨハネ以外の各福音書における最後の晩餐のエピソードで、イエスがパンを割いて「これはわたしの体である」と言った故事に関連し、聖餐式に使われる歌詞。ただし、ヨハネ書には最後の晩餐のエピソードはなく、代わりにイエスが「生きたパン」について語るエピソードがある。
マナ(マンナ)は出エジプト記16章に登場する伝説の食べ物。白く、蜜の入ったウェファースのような味がするとされる。天からの賜物に違いないが所詮は食べ物で、食べても老衰や事故などで死を免れることはできない。しかし精神的な意味でイエスを味わったものは、同じ意味で死ぬことがないというたとえばなしである。
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