Glory to thee, my God, this night
For all the blessings of the light;
Keep me, O keep me, King of kings,
Beneath thy own almighty wings.
御身に栄えあれ、わが神よ、今宵も
あまねき光の恩寵のゆえに
守り給え、ああ守り給え、王の中の王よ
御身の大能(たいのう)のみ翼のもとに。

Forgive me, Lord, for thy dear Son,
The ill that I this day have done,
That with the world, myself, and thee,
I, ere I sleep, at peace may be.
赦し給え主よ、御身の愛し子ゆえに
この日わが為したる悪しきことを、
世に、我が身に、御身に為したるを。
我の眠らんとする時には安らわせ給え。

Teach me to live, that I may dread
The grave as little as my bed;
Teach me to die, that so I may
Rise glorious at the awful day.
生へ悟らせ給え、我は恐る
わが寝床の如く小さき墓穴を。
死を悟らせ給え、我が
裁かるる日に栄えもて目覚めんことを。

O may my soul on thee repose,
And with sweet sleep mine eyelids close,
Sleep that may me more vigorous make
To serve my God when I awake.
わが魂が御身の安らぎにあらんことを、
甘き眠りでもてわがまぶたの閉じられんことを。
眠りをして我を生き生きと動かしめ、
目覚めて神に仕えんことを。
 
Praise God, from whom all blessings flow,
Praise him, all creatures here below,
Praise him above, ye heavenly host,
Praise Father, Son, and Holy Ghost.
神を讃えよ、恩寵に満ち溢るる神を
主を讃えよ、地にあるよろずの造られしものよ
いと高き方を讃えよ、天つ聖霊を
父と子を讃えよ、聖霊を讃えよ。

text: Thomas Ken(1637 - 1711)
tune: Thomas Tallis (1505 - 1585)

夕のための聖歌として人気が高いひとつ。《タリスのカノン》とも呼ばれ、ときに輪唱として歌われる。1567年に書かれた「大主教パーカーのための詩編曲」の第9曲がもとになっている。
歌詞は最初の一節が「All praise to Thee(賛美がことごとく御身にあれ)」となっているバージョンもある。

省略されることが多いが、第4連の次に以下の歌詞が存在する。

When in the night I sleepless lie,
My soul with heavenly thoughts supply;
Let no ill dreams disturb my rest,
No powers of darkness me molest.
夜半(よわ)に、眠れず伏せるとき
わが魂に天つ知恵を賜われ。
悪しき夢がわが憩いをかき乱すことなく
闇の力が我を苦しめることなかれ。

輪唱付き
Cambridge Singers
収録アルバム: Sing, Ye Heavens - Hymns for All Time

おまけ:日本聖公会聖歌集第30番では《栄えあれ神よ》として日本語訳詞がある。


古今聖歌集189番では以下の通りの日本語訳詞となっている。

さかえある神よ 今日のたまものの
豊けき恵みを ほめたたえまつる

み子のいさおにて 罪咎(つみとが)を赦し
心の責めなく 臥所(ふしど)につかせよ

み翼のもとに 安けく憩いて
力も新たに 目覚めさせたまえ

眠らぬ床(とこ)にも み言葉を思い
暗き勢いの 襲(おそ)いを去らせよ

墓に寝(い)ぬる夜も 臥所(ふしど)にいるごと
光に目覚むる 朝を臨ませよ

天(あめ)にも地(つち)にも 恵みの溢るる
父 み子 み霊(たま)の 御名(みな)に栄えあれ
アーメン