Daddy (Lazy Daisy Mae)《ダディ(ぐうたらデイジー・メイ)》Sammy Kaye
Hey, listen
to my story 'bout
a gal named Daisy Mae
Lazy Daisy Mae
ねえ、聞いとくれよ
僕の話を
デイジー・メイという名の女の子
ぐうたらデイジー・メイのことを
Her disposition
is rather sweet and charming
At times alarming,
so they say
彼女の性格ときたら
ほれぼれするほどチャーミングで
時々ハラハラするくらいだって
そうみんなは言うよ
She has a man who's tall-dark-handsome,
large and strong
To whom she used to sing this song
デイジー・メイの彼氏は長身黒髪のハンサムで*1
身体は大きく力持ち
そいつに彼女はこの歌を歌ってやったもんさ
Hey, Daddy,
I want a diamond ring,
bracelets, everything
ねえ、パパ!
ダイヤの指輪も、
Daddy,
you oughta get the best for me
Daddy,
you oughta get the best for me
パパ!
一番いいものを買ってくれなきゃダメよ
Here's 'n'amazing revelation
With a bit of stimulationI'd be a great sensation
Daddy,
you oughta get the best for me
パパ!
一番いいものを買ってくれなきゃダメよ!
*1 a tall dark man(長身黒髪の男)は英語圏における美形の一典型。金髪碧眼よりももてるらしい。また、新年最初の訪問者が「長身黒髪の男」であれば大吉という俗信がある。
*2 swellは1930-40年代の流行語で「最高!」「すごくいい!」みたいな意味。
text & tune: Bobby Troup (1918-1999)
1940年代に活躍したサミー・ケイ楽団の演奏でヒットしたコミックソングで、元来は「デイジー・メイ」なる架空のヒロインのことを歌ったものだったが、「ダディ」のくだりだけ抜き出されて歌われることもある。ダディはもちろん実のパパではないが、1930年代に彼ぴっぴのことを「ダディ」と呼ぶのが流行した名残でもある。
Sammy Kaye
収録アルバム: 22 Original Big Band Hits
仲宗根かほる
収録アルバム:fragrance
おまけ:鬼才テックス・エイブリーのアニメ『おかしな赤ずきん』(1943)で、セクシーな赤ずきんが歌ったことで知られる。狼のウザさが異常。
映画「マスク」の主人公スタンリー・イプキスは昔ながらのアニメが大好きという設定があり、劇中でもこの『おかしな赤ずきん』を見ているシーンがある。オオカミがやるオーバーアクションが、マスクをかぶって変身した後の動作にそのまま反映されている。
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ダイヤの指輪も、
ブレスレットも、何もかも欲しいの、
you oughta get the best for me
パパ!
一番いいものを買ってくれなきゃダメよ
Hey, Daddy, gee,
don't I look swell in sables?
Clothes with Paris labels?
一番いいものを買ってくれなきゃダメよ
Hey, Daddy, gee,
don't I look swell in sables?
Clothes with Paris labels?
ほら、パパ!
毛皮を着たあたしって最高じゃない?*2
パリのオートクチュールはどう?
毛皮を着たあたしって最高じゃない?*2
パリのオートクチュールはどう?
Daddy,
you oughta get the best for me
パパ!
一番いいものを買ってくれなきゃダメよ
Here's 'n'amazing revelation
With a bit of stimulation
I'd be your inspiration
びっくりするようなスキャンダル、
ほんのちょっぴり刺激的
ほんのちょっぴり刺激的
あたしはすこぶるつきのセンセーション、
あたしはあなたのインスピレーションなの
Daddy,
I want a brand new car,
champagne, caviar
あたしはあなたのインスピレーションなの
Daddy,
I want a brand new car,
champagne, caviar
パパ!
ピカピカの高級車と、
シャンパンと、キャビアが欲しいの、
ピカピカの高級車と、
シャンパンと、キャビアが欲しいの、
Daddy,
you oughta get the best for me
パパ!
一番いいものを買ってくれなきゃダメよ!
*1 a tall dark man(長身黒髪の男)は英語圏における美形の一典型。金髪碧眼よりももてるらしい。また、新年最初の訪問者が「長身黒髪の男」であれば大吉という俗信がある。
*2 swellは1930-40年代の流行語で「最高!」「すごくいい!」みたいな意味。
text & tune: Bobby Troup (1918-1999)
1940年代に活躍したサミー・ケイ楽団の演奏でヒットしたコミックソングで、元来は「デイジー・メイ」なる架空のヒロインのことを歌ったものだったが、「ダディ」のくだりだけ抜き出されて歌われることもある。ダディはもちろん実のパパではないが、1930年代に彼ぴっぴのことを「ダディ」と呼ぶのが流行した名残でもある。
仲宗根かほるによる「ダディ」だけのバージョン。
ところで、このデイジー・メイが何者かというと、1934年から1977年にかけて新聞で連載されていて手塚治虫にも影響を与えた風刺漫画『Li'l Abner(リル・アブナー)』の主人公の恋人(後に妻)デイジー・メイがモデルとなっている可能性がある。 アブナーはアパラチア(つまり超ど田舎)に住む永遠の19歳で、長身黒髪細マッチョのハンサムだが、てんであか抜けないという男。逆にデイジー・メイは金髪でスタイルグンバツの美女で、別にぐうたらなわけではなくむしろアブナーにべた惚れで甲斐甲斐しく世話を焼くのだが、アブナーが逃げてしまうというのが典型パターン。「黒髪ハンサムとブロンド美人のとりあわせ」で、なおかつ舞台を都会に設定しヒロインの性格を逆転させた一種のパロディソングであったかもしれない。
ところで、このデイジー・メイが何者かというと、1934年から1977年にかけて新聞で連載されていて手塚治虫にも影響を与えた風刺漫画『Li'l Abner(リル・アブナー)』の主人公の恋人(後に妻)デイジー・メイがモデルとなっている可能性がある。 アブナーはアパラチア(つまり超ど田舎)に住む永遠の19歳で、長身黒髪細マッチョのハンサムだが、てんであか抜けないという男。逆にデイジー・メイは金髪でスタイルグンバツの美女で、別にぐうたらなわけではなくむしろアブナーにべた惚れで甲斐甲斐しく世話を焼くのだが、アブナーが逃げてしまうというのが典型パターン。「黒髪ハンサムとブロンド美人のとりあわせ」で、なおかつ舞台を都会に設定しヒロインの性格を逆転させた一種のパロディソングであったかもしれない。
Capp, Al
Library of American Comics
2010-04-20
Sammy Kaye
収録アルバム: 22 Original Big Band Hits
仲宗根かほる
収録アルバム:fragrance
おまけ:鬼才テックス・エイブリーのアニメ『おかしな赤ずきん』(1943)で、セクシーな赤ずきんが歌ったことで知られる。
映画「マスク」の主人公スタンリー・イプキスは昔ながらのアニメが大好きという設定があり、劇中でもこの『おかしな赤ずきん』を見ているシーンがある。オオカミがやるオーバーアクションが、マスクをかぶって変身した後の動作にそのまま反映されている。
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